英語(筆記)

総評と分析

問題形式、分量共に昨年度から大きな変更はなし。


問題形式・分量は昨年度と変わらず。全体として取り組みやすい問題が多かった。

問題分析

大問数 大問数は6で、 昨年度と同じ。
設問数 設問数は48で、 昨年度と同じ。
解答数 解答数は54で、 昨年度と同じ。

問題量

  • 第3問~第6問の読解問題の本文語数は約2800語で、昨年度とほぼ同じ。
  • 設問選択肢を合わせた総語数は約3750語で、昨年度とほぼ同じ。

出題分野・出題内容

  • 全体として例年通り、発音・アクセント、文法・語法・語彙をはじめ、会話文完成、語句整序、文脈・要旨把握、図表情報把握、物語文・説明文読解など、幅広く英語力を測る出題であった。

出題形式

  • 出題形式に変更はなし。

難易度(全体)

  • 全体の難易度は昨年度並み。目新しい形式の問題はなく、判断に迷う選択肢が含まれている設問もほとんどない。

第1問 (14点満点)

配点 出題内容 難易度
A 6 発音 標準
B 8 アクセント 標準

A・Bともに昨年度と同じ形式である。Aは下線部の発音が異なるものを選択する形式で、sc、s、uの発音がそれぞれ出題され、スペルが同じでも単語によって発音の仕方が異なる場合を問うている。Bは第一アクセントの位置が異なるものを選択する形式。昨年度と同様、2音節語が1問、3音節語が2問、4音節語が1問である。

第2問 (47点満点)

配点 出題内容 難易度
A 20 文法・語法・語彙 標準
B 12 語句整序英文完成 やや難
C 15 対話文完成 やや易

A・B・Cともに昨年度と同じ形式である。Aは文法・語法・語彙の知識を問う問題で、昨年度同様10問中3問は2個組合せの選択肢を選ぶ形式である。難易度は昨年度並みで、標準的な知識を問う問題がほとんどであった。Bは昨年度と同様の語句整序英文完成問題であった。問2、3はやや難易度が高く、慎重に考えないと適切な語順にするのは難しい。Cは昨年度と同じ形式の問題で、文法知識よりも会話の文脈に沿って解答することがより顕著に求められた。全体を通して、難しい知識を問うものではないが、正確な文法知識および文脈把握が求められる問いであった。

第3問 (33点満点)

配点 出題内容 難易度
A 15 不要文指摘(408語) 標準
B 18 意見要約文選択「慈善活動の企画について」(本文568語/設問選択肢100語) 標準

A・Bともに昨年度と同じ形式で、難易度も昨年度並みである。Aは不要文を指摘する問題。従来通り3問出題され、語数も昨年度と同程度であった。不要な文がどれかを判断するのにやや迷う設問もあるが、難問というほどではない。Bは意見要約文を選択する問題。問題数は昨年度と同じく3問だが、本文が約70語、設問選択肢が約60語増加した。7人の人物が登場するが、各人の発言内容を丁寧に読み進めていけば正解できる設問であり、登場人物の多さは難易度に影響を与えていない。昨年度に引き続き、最後の問題では議論全体の内容を踏まえて解答を選ぶ問題が出題された。

第4問 (40点満点)

配点 出題内容 難易度
A 20 図表(図)「スポーツの練習メニューについて」(本文405語/設問選択肢193語) 標準
B 20 図表(広告)「フリーマーケットの出店申請の説明」 (本文203語/設問選択肢181語) 標準

Aは、スポーツの練習に関する説明文を読んで答える問題である。昨年度まで本文中にあったグラフや表が消え、その代わりに問1がボール当ての的の図を用いた計算問題になった。また、本文に続く内容を推測させる問題が復活した。Bは、フリーマーケットの出店申請についての説明から必要な情報を読み取る問題である。設問は昨年度同様4問で、うち1問が計算問題である。昨年度と比べると表がシンプルになった一方で、注意書き等の分量が増え、また設問選択肢の語数が微増した。A・Bとも難易度は昨年度並みである。

第5問 (30点満点)

配点 出題内容 難易度
30 物語文読解「飼い犬との再会」(本文655語/設問選択肢184語) 標準

昨年度と同様、物語風のエッセイが出題された。飼い犬とはぐれた女性が山に捜索に行った際の体験談で、本文、選択肢ともに分量は昨年度と同程度だった。本文は筆者の感情の変化を丁寧に追っていく必要があり、やや読みにくい。昨年度に引き続き語句の意味を推測させる設問が出題された。問2ではfirstという単語を見落とさないように注意したい。全体として昨年度よりやや取り組みにくくなった。

第6問 (36点満点)

配点 出題内容 難易度
A 30 長文読解「自動販売機の歴史」(本文569語/設問選択肢228語) 標準
B 6 パラグラフ要旨選択(設問選択肢62語) やや易

例年通り論説文を題材にした読解問題が出題された。本文、設問ともに分量は昨年度とほぼ同じ。英文は自動販売機の発展の過程を説明するもので、昨年度の路(みち)についての説明文と論旨の流れは似ている。設問はAでは内容一致問題、語句の意味を推測する問題、本文のテーマを問う問題、Bではパラグラフの要旨を解答させる問題が出題され、これも昨年度同様であった。英文は身近な題材で抽象度も低い内容のため、多くの受験生にとって取り組みやすかったと考えられる。

大学入試センター試験平均点(過去5年分)

年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度
平均点 123.3点 123.75点 123.73点 112.43点 116.17点
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