入試対策・学習アドバイス

地理歴史

世界史B

普段から「時代」と「地域」に注意して学習を進めよう

世界史Bという科目の特徴は、とにかく時代や地域が広いことです。センター試験の問題も、この特徴を活かしたものが出題されています。センター試験の問題で最も多いのは「1~4のうちから正しいものを選びなさい」のような形の正誤判定問題ですが、1~4の選択肢に書かれた内容の時代や地域が全て違うということもあります。したがって、センター試験の世界史Bを攻略する鍵は、突然切り替わる時代や地域についていき、上手く対応する能力です。問われている内容自体は基礎的な知識のものが大半ですが、「いつの時代か」「どこの場所の出来事か」がわからないと、攻略できない問題が多いです。普段から、「今自分が学習しているのはいつの時代か」「どこの場所か」という意識をしながら、学習を進めるとよいでしょう。

日本史B

時代ごとの特徴を分野別に整理しながら学習を進めよう

日本史Bの学習は、暗記一辺倒ではなく、時代ごとの特徴を政治・経済・社会・文化など分野別に整理しながら進めることが大切です。その上で、そのような特徴が試験で具体的にどのように表れてくるのかを理解しましょう。その際、史料・写真・地図・グラフなどを用いたセンター試験独特の出題形式には十分注意する必要があります。特に写真は、絵画や被写体が何かを分かっていることを前提で出題されることがあるので、少なくとも教科書に掲載されている写真は一通り目を通しておきましょう。また、地図は、事件の発生地や歴史的遺物の所在地などを白地図で問うのが基本です。そのため、事件や歴史的遺物はその位置を地図で随時確認しておくことが必要です。こうした学習を踏まえ、過去問など問題演習を重ねて、センター試験に臨みましょう。

地理B

地図、図表、写真を用いた問題への対応と、初見の資料を既存の知識で読解する力を養おう!

自然環境、資源、産業、人口・都市、地誌、地域調査の分野が出題されています。図版、統計・写真などを用いた問題が多く、見慣れない資料も既存の知識で対応できる力をつけましょう。問題中の地理用語は教科書レベルです。また問題中の地名は地図帳で確認しましょう。センター試験対策としては、まず教科書を通読して学習内容を押さえ、次いで過去問演習でセンター試験の形式に慣れることです。それは、センター試験では図版・写真などが多く用いられ、資料の読解に慣れていないと、試験時間内での解答が難しいからです。問題を解いて知らなかった用語は教科書を読んで理解し、ノートに整理しておきましょう。また、センター試験では日本関連の問題が頻出で、統計から、地方、都道府県、都市を判定する問題が目につきます。日本各地の特色がどのように統計に現われているかに注意して学習を進めましょう。

公民

現代社会

全分野を満遍なく学習し、弱点分野は早期に克服しよう!

「現代社会」は、政経分野を中心に、環境・資源・人口、青年期、文化、社会など多様な分野から出題されています。比重の大きい政経分野において不得意項目や未学習項目を残してしまうと、それがそのまま大きな失点につながってしまうことになります。それゆえ、早期に全分野を網羅することで、科目としての全体像をつかんでおくことが学習を進める上での一つのポイントとなります。また、知識を万全にするためには、過去問研究による知識拡大が必要不可欠です。徹底した過去問演習を通して未知の事項をノートなどに整理し、用語集や資料集を活用して、自分で調べながら習得していくといった学習を継続して行いましょう。図表の読解問題等への対応も、過去問を数多く解いてみることで、十分に慣れておく必要があります。

倫理

文章を精読する習慣と、基本用語を自分で説明する習慣を身に付けよう

センター試験「倫理」では、解答に当たって、各選択肢はもちろん、本文や資料文なども含めた、あらゆる文章を丁寧に精読することが求められます。時には長い文章の中での論理の乱れや、用語の使い方の間違いなどを発見することも求められ、「現代文」の問題に取り組むような「批判的読解」の作業が必要になります。文章を精読する力が試される、ということをまず念頭に置いて、訓練を重ねましょう。また、例えば「イデア」や「アガペー」などの基本的な概念や思想は、単に語句の暗記ができているかどうかではなく、その内容を本当に理解できているかどうか、という観点から問われます。これに対応するためには、こうした概念や思想を学習する際に、自分で説明できるようになるまで咀嚼していくことが肝要です。ある事項は他の事項とどの点でどう違うのか、一つ一つの差異が明確になるまで、徹底的に理解を深めていきましょう。

政治・経済

センター試験の問題の難易度や図表問題に慣れるため過去問題演習を重視

センター試験「政治・経済」の大部分を占める正誤判定問題で、正解の選択肢は素直な基本問題となっているので、それを難しく考えすぎないよう、過去問題演習で問題の難易度に慣れておくのが重要です。また、センター試験で頻出の図表問題も、過去問題演習で解法に慣れておくと、本試験で効率よく解くことができ、高得点を得やすくなります。よく整理された資料集と過去問題集などを活用しましょう。問題集としては、センターマーク基礎問題集「政治・経済」、センターマーク標準問題集「政治・経済」(ともに代々木ライブラリー)も有効です。

倫理、政治・経済

倫理分野では思想の内容理解が、政経分野では過去問題演習がポイント

倫理分野では、まず教科書に立ち戻り、倫理用語集を活用しつつ、思想内容の理解に努めましょう。また、近年は思想の正確な理解が求められ、単純な暗記では解答できない問題や教科書で扱われていない人物を含む問題の出題も増えているので、過去問題集で集中的に苦手分野の演習を行いましょう。政経分野では、大部分を占める正誤判定問題で、正解の選択肢は素直な基本問題となっているので、それを難しく考えすぎないよう、過去問題演習で問題の難易度に慣れておくのが重要です。よく整理された資料集と過去問題集などを活用しましょう。問題集としては、センターマーク基礎問題集「政治・経済」、センターマーク標準問題集「政治・経済」(ともに代々木ライブラリー)も有効です。

国語

国語

現代文(評論)

評論では本文の展開を正確に読み取り、全体の構造を把握する力が求められます。対策としては、まず入試問題や教科書の文章を読んで、本文をいくつかの意味段落(内容のまとまり)に分けたあと、それぞれのまとまりを簡潔に要約してみましょう。次に、接続語や指示語等を使って各意味段落の要約文をつなぎ合わせ、200~300字程度の本文要約を完成させてみましょう。こうした練習を繰り返して、本文の論旨を正確に理解する力を身につければ、今後設問の形式が多少変わったとしても、それに惑わされずに冷静に対処することが可能になります。また漢字の知識問題に関しては、やや難しい漢字が出題されることもあるので、できるだけ早い段階から学習を進めておきましょう。

現代文(小説)

小説は毎年長大な文章が出題されますが、時間の経過や場所の移動などを切り目として、いくつかの「場面」に分けることができます。そして設問では、各場面における登場人物の心情やその変化を問うものが多く出題されます。対策としては、教科書や入試問題、短編作品集などに掲載されている小説を用いて、場面ごとに人物の心情の変化とその変化をもたらしたきっかけを時系列に沿ってまとめるという方法が有効です。また、表現技法については国語便覧などを活用して一通り学んでおきましょう。そのうえで、明治から平成までの様々な小説に触れ、どのような時代背景の作品が出題されても対応できる柔軟な読解力を身につけましょう。

古文

古文は、長めの文章に対して、限られた時間内で基礎知識を活用しながら正確に読解することが求められます。まずは基礎的な古語・文法などの知識を覚えましょう。センター試験の設問は基礎知識で解答できるものがほとんどですが、分量の多い点に特徴があります。さらに今年度は、本文全体から必要な情報を見つけて、選択肢の内容と照合する「情報処理能力」が強く求められました。対策として過去問演習が必須になりますが、ポイントは問題を解きっぱなしにせず、「自己分析」をすることです。自分で課題を発見して、その課題解決に必要な知識・読み方・解法を身に付けていくことで学力は飛躍的に伸びます。「問題演習→自己分析→課題発見→課題解決」というサイクルを心掛けてください。

漢文

漢文は、短時間で本文の大意をつかみ、正確に選択肢の正誤を見きわめる必要があります。そのため普段からさまざまな分野の文章を多く読み、素早く本文の大意をつかみとる訓練を重ねておくとよいでしょう。特に漢詩や論述的な文章は、漢文特有の呼吸を身につける必要がありますので、一定の訓練を要します。また基礎的な語句・句法の習得に加えて、応用力を要する文章(否定表現を組合せた複雑な表現など)にも対応できるよう、やや難度の高い修辞表現まで学習しておいた方がよいでしょう。文章の読解力も知識の習得も、短時間で身につけられるものではありません。十分に時間をとって、こつこつと学習を続けてください。

外国語

英語(筆記)

センター試験の英語(筆記)は、形式的に独特な問題がありますが、高得点を取るために重要なのは、配点が高い読解問題で落とさないことです。苦手とする形式の問題は必ず本番までに演習を数多くこなして解法を身に付けておく必要があります。また、解答順や時間配分の感覚も重要であり、時間がかかる問題とそうでない問題の見当をあらかじめつけておくと有効です。以下に分野ごとの対策について簡単に触れておきます。

発音・アクセント

発音・アクセントの知識は第1問で出題されます。対策として、まず未知の単語に出会ったら、その単語の意味だけでなく発音とアクセントもチェックするよう心がけましょう。また、見知った単語でも発音に自信がなければ辞書で確認しておくことが重要です。

文法・語彙・語法

基礎的な文法事項の根本的な理解に焦点をあてて学習しましょう。文法・語彙・語法はただ単に「知識」として覚えるのではなく、英語の読み書きのために必要な要素として学ぶようにしてください。第2問Aの4択式の空所補充問題でも、あくまで文単位で出題されるので、全体の英文の意味を考えることは非常に重要です。

口語表現

日常会話でよく用いられる表現や決まり文句をしっかりと学ぶようにしましょう。苦手な人は英会話を素材とした問題を多く解いて、頻出会話表現の習得に努めて下さい。また、テレビやラジオの英会話番組や対話文を用いたリスニング問題の演習も有効です。

読解

第6問で出題されるような論説文に限らず、幅広いジャンルの文章をたくさん読む「多読」の経験が欠かせません。英文読解に強い苦手意識のある人はまずは平易な文章を一文一文正確に読む「精読」のトレーニングを徹底しましょう。ある程度読めるようになってきたら平易な文章を時間内に読んで理解する練習を行い、徐々に内容が難しい英文にチャレンジするようにすればセンター試験の読解問題に対する苦手意識はなくなっていくはずです。一文一文の理解に支障がなくなり、パラグラフ・文章全体の趣旨(最も言いたいこと)は何かを考えて読むようになれば、読解問題での高得点が見込めます。

英語(リスニング)

リスニングの対策は試験直前に集中的に取り組むのではなく、毎日15~20分程度の時間をかけて少しずつ英文を聴く訓練をすることが非常に大切です。まずは短い会話文から始めて、スピードに慣れてきたら長めのモノローグを聴くようにすると良いでしょう。また、放送内容のスクリプトを音読することも有効です。まずはスクリプトを見ずに音声を聴き、音声を真似て発音します。その後、スクリプトを見て聴き取れなかったところを確認しながら、自然なスピードの音声と一緒に音読を行います。自ら声に出して読むことで、その単語が聴き取れるようになります。さらに英語のリズムが身につくため、聴いた英語が理解しやすくなります。スムーズに英文の内容がわかるようになるので、読解にも役立ちます。

理科(1)

物理基礎

基礎基本に立ち返る習慣を大切に!

全体的には計算量も少なく、平易で典型的な設問も多いですが、幅広く基礎理解を問われる構成になっています。第1問は小問集合、第2問は波動と電磁気、第3問は力学からの出題です。出題の難易度は高くないので、教科書の例題や章末問題が自力で解答できることを目標に学習を進めるとよいでしょう。公式を覚えただけでは解けない問題も多く出題されており、図やグラフから現象をイメージし、数式の物理的な意味を考える習慣をつけることが重要です。ある程度の解答力がついたところで過去問に挑戦し、センター試験の出題形式に慣れることでさらなる得点が見込めます。

化学基礎

広範囲から出題されるため、教科書全般に渡って基本的な知識を身につけることが大切

大問が2題出題され、それぞれ7問の小問から構成されています。出題分野は概ね、第1問は教科書の物質の構成、第2問は物質の変化からの出題となっています。小問集合形式をとっていますので、教科書全体の広範囲から出題されます。計算問題の量は年によって異なり、4〜7問程度です。計算問題は多くが解きやすいものですが、複雑なものが出ることもあります。その他は知識問題で内容的にはほとんどが基本的ですが、一部、細かい知識を問うものもあります。したがって、まずは教科書全般に渡って基本的な知識を確実に身につけることが大切です。細かいところまで問われても答えられるように、教科書の隅から隅までチェックしておきましょう。特に、化学と人間生活については、おろそかにしがちなので注意しましょう。計算問題は、まずは基本的なものの演習を繰り返し行い、その後、徐々にレベルを上げていきましょう。グラフやデータを考察する問題や実験の問題なども何題か出題されますので、基礎が定着した後は、そのような問題まで手を広げて演習をしましょう。

生物基礎

まずは教科書をよく読み、基本的な知識事項を確実に理解し、身につけよう!

例年、大問が3題出題され、それぞれはA・Bの2中問から構成されています。第1問は「生物の特徴」と「遺伝子とそのはたらき」の分野から出題され、例年最も配点の高い大問となっています。第2問は「生物の体内環境」、「体内環境の維持のしくみ」、「免疫」という比較的知識事項が多い分野から出題されるので、早めに対策をするとよいでしょう。第3問は「植生の多様性と分布」と「生態系とその保全」という身近な自然環境と関連のある分野から出題されています。全体を通して知識問題の割合が多いですが、単純な知識を問う設問だけでなく、正確で詳細な知識を問う設問や、それらの知識を総合的に用いて正答を導く設問も出題されています。リード文や設問文を的確に読みとる練習をしたうえで、教科書で「参考」や「発展」として扱われている内容にも目を通しておくとよいでしょう。また、計算問題や考察問題も出題されます。高得点を目指すならば、問題演習にも力を入れましょう。

地学基礎

知識を確実に身につけよう!

あいまいな知識では解答できない問題が多いため、知識は確実に身につけておくことが大切です。読図問題はさまざまな図を見慣れておき、地学現象の意味とともに理解することが大切です。地質構造の読図問題、地球史分野や気象分野の知識問題は毎年苦手とする受験者が多く、これらの分野は特に早めの対策を心がける必要があります。計算問題は、数値の読み取りや計算の精度を高めることに加えて、覚えている数値で解答できたり、概算で要領よく算出できたりする問題もあるので、地学現象の時間・空間的なスケールを感覚的につかんでおくことが重要です。

具体的な学習法としては、まず教科書などで基礎知識を身につけておきましょう。基礎知識が身についたら、「地学基礎」だけでなく、出題範囲に含まれる旧課程「地学Ⅰ」の過去問にも取り組みましょう。旧課程「地学Ⅰ」の過去問の半分程度は「地学基礎」の出題範囲に含まれています。過去問の復習には資料集などの図も参照しておくと効果的です。

数学(1)

数学I・数学A

過去問演習を通じて、センター試験特有の出題形式に慣れることが重要です。

  • 必要十分条件や命題の真偽、平面図形に関する問題はセンター試験以外での出題率は高くはありません。そのため、これらの分野はセンター試験の過去問演習が中心になります。
  • 年度により、選択問題の難易度に差がありますので、どの分野も満遍なく習得しておくことが必要となります。
  • 過去問を演習する際は、試験時間を意識し、時間配分を考えながら行うことが効果的です。

数学(2)

数学II・数学B

過去問演習を通し、誘導に沿って解ける力を身につけましょう。

  • 複雑な設定の問題を誘導に沿って解く必要があるので、過去問演習を通じてセンター試験特有の問題に慣れましょう。
  • 計算が煩雑である場合が多くあります。過去問演習でも正答と一致するまでは、最後まで計算をやりきることが大切です。
  • 各大問はそれなりに時間を要しますが、センター試験本番では時間が限られていますので、時間配分を考えた戦略をしっかりと立てましょう。
  • 数学用語の定義や数式の意味そのものを問われることもありますので、定義や公式をしっかりと理解しておきましょう。

理科(2)

物理

基礎理解とともに2次・私大で頻出のテーマにも慣れよう!

物理の問題は例年基礎から標準的な設問で構成されており、各分野にわたる広い基礎力が要求されます。昨年は、選択問題は第5問に波動、第6問に原子の出題でしたが、今年は第5問に力学が出題され、熱の問題が第4問Bで昨年に続き必答問題となりました。2年連続で大問内容構成が変更されていますが、全体として各分野の出題量に変化はありません。原子分野の問題は敬遠されがちですが、2次・私大でも出題は増えているので最低限基礎事項はおさえ、いつでも第6問を解答できる準備はしておきたいものです。出題される問題は標準的な問題といっても、グラフの読み取りから物理現象を考える設問も多く、公式を式の形のまま覚えているだけといった曖昧な理解では太刀打ちできない問題も出題されています。日頃から教科書の図やグラフとの対応と意味を考えながら立式して問題に解答する習慣をつけておくことが重要です。また、2次・私大の試験で頻出のテーマ、問題集でもよく見かける問題設定も出題されています。標準的な問題の理解が進んだら過去問を活用して問題の形式に慣れるほか、実戦的な問題に取り組むことも重要です。センター試験特有の実験・知識問題は教科書をベースに出題されるものなので、教科書で紹介される周辺知識も入念にチェックしましょう。

化学

基礎を確実に理解し、過去問で仕上げを

化学のセンター試験では、化学基礎の知識のみで解ける出題もあり、化学基礎・化学あわせて学習を進めておく必要があります。高分子化学まで広範囲に出題されるので、早めに対策を講じることが大切となります。気体、溶液では、現象の仕組みを理解すること、熱化学、化学平衡、電気化学などの理論計算では、化学反応式が確実に書けるようにしておくことがまず必要です。いずれも、基本原理の理解に心がけ、演習をこなして慣れることが肝要です。グラフ考察問題や実験問題を苦手にしている受験生が多いですが、教科書に載っているグラフや実験は、その意味や内容をすぐにイメージできるようにしておくことが大切です。無機・有機は、内容的には知識的な問題が多いので、ある程度整理できたら、問題を解きながら知識固めをしていくことが有効となります。センター対策として、過去問演習は不可欠です。どのような内容がどのような形式で出題されるのかを知る上でも、また、時間配分を意識するためにも必要といえます。

生物

教科書の基本事項を確実に理解し、多くの実験考察問題に触れよう!

大問数は7題で、第6問と第7問が選択問題になっています。必答問題の第1問から第5問の各大問はA・Bに分割され、生物の全範囲から幅広く出題されます。第6問と第7問の選択問題は、生物基礎の範囲も含め、分野横断的に多様なテーマが扱われ、研究法や探究活動など生物を総合的に捉えた内容が出題されます。知識問題は教科書に準じた標準レベルの内容が中心ですが、選択肢を組み合わせる問題や「参考」で扱われている内容が問われることもあるので、基本事項を確実に理解しながら、満遍なく学習していくことが必要です。実験考察問題は見慣れない設定の問題が出題されることが多いので、 グラフや図表について重点的な学習を行うとともに、様々な実験考察問題にあたり、どのような問題でも対処できるような考察力を養いましょう。また、計算問題についても、定石的な問題演習を通じて慣れておきましょう。 センター試験は過去問を用いて特徴的な設問形式に慣れておくこと、また、本番では時間との勝負になるため制限時間内に解く練習をすることが特に重要です。自分の得意分野から解くなど、時間配分にも工夫し、本番で1問あたりにかけられる時間を割り出して、それに沿うように時間制限を設けて解くようにしましょう。現行課程の過去問だけでなく、センター試験実戦問題集などを利用して数多くの演習に取り組みましょう。

地学

地学基礎で学んだ知識と関連づけて学習しよう!

教科書などで知識を確実に身につけておくことと、文意を正確に読み取ることが大切です。地学特有の範囲も、地学基礎の学習内容を前提としています。用語や法則などを地学基礎で学んだ知識と関連づけて学習することで、地学現象の理解を深めることを意識しましょう。その際、さまざまな図を見慣れるために資料集なども活用すると効果的です。地質図の読図問題、気象分野の知識問題、天文分野の計算問題は毎年苦手とする受験者が多く、これらの分野は特に早めの対策を心がけて下さい。基礎知識が身についたら、過去問やセンター試験向けの練習問題に取り組みましょう。また、旧課程「地学Ⅰ」の過去問も解いて、理解不足で知識があいまいな箇所を確実な理解へと一つずつ変えていくことが効果的です。

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